「会長退任」のご挨拶

謹啓 関係各位におかれましては、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。平素より、当会に対しましてご理解とご協力、ご支援を賜り深く御礼申し上げます。
さて、私こと松木信は、先の山形県作業療法士会第17回定時代議員総会にて、16年間在任しておりました、山形県作業療法士会の会長を退任することになりました。ここに関係各位のみなさまに、今まで在任中にいただきました様々なご支援に御礼を申し上げるとともに、この場をお借りいたしまして退任のご挨拶をさせていただきます。
私が、作業療法士の資格を取り、お仕事をさせていただいた時の1984年には県内作業療法士数は7名しかおりませんでしたが、今では900名を超える会員が県内の医療機関や介護施設、教育機関(養成校)などで、山形県民の健康の回復、増進のために日々そのお仕事に誇りを持って働いております。最近では、地域の中での保健予防や介護予防、子どもの発達、精神障がい者の社会参加など、多岐にわたる分野で作業療法士がかかわり始めております。このような作業療法の広がりは、今後も変わることなく推進されていくでしょう。山形県作業療法士会は、今後も今まで以上にみなさま方との連携を強め、県民の健康の増進に寄与すべく、会員の知識や技術の研鑽を積み重ねていくものと思います。みなさまにおかれましては、これからも相変わらぬご指導を賜りますようお願い申し上げ、退任のご挨拶といたします。
今後は、後進の育成に関わりながら、一会員として作業療法の発展のため地域の中で活動を行ってまいります。16年間ありがとうございました。
謹白
令和7年6月17日
山形県作業療法士会
前会長 松木 信
「会長就任」のご挨拶

謹啓 時下ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
平素より、県士会活動へのご理解とご協力を賜り心より御礼申し上げます。
2025年5月17日に開催された第17回定時代議員総会、また同日開催の第1回理事会におきまして会長に就任いたしました阿部恵一郎と申します。会長就任にあたり一言ご挨拶を申し上げます。
当士会は、1984年に発足し今年で40周年を迎え、県内の医療・保健・福祉の増進と作業療法の啓発普及、学術的発展のために、医療・介護・教育などの施設で従事している847名の会員(2025年3月現在)で構成されております。昨今は作業療法を取り巻く環境は大きく変化し、医療や介護の分野だけでなく、教育や就労、行政機関、保険制度外で従事する作業療法士も増えており、災害が発生した際は災害支援活動にも従事しています。
行政機関や関連団体から依頼される活動も年々増加しており、地域包括ケアシステムの深化や地域共生社会の実現のために作業療法士の更なる活躍が期待されているものと全会員が我が事として認識し、様々な活動を通じて県民の皆様の幸福に寄与して参りたいと存じております。
最後となりますが、様々に会の活動や運営をしていく中で、未熟で至らぬ点があると思います。皆さまからの𠮟咤激励や忌憚のないご意見をいただき、より成熟した会に成長していきたいと思います。今後ともご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
謹白
令和7年6月17日
山形県作業療法士会
会長 阿部 恵一郎